ミルクを飲ませるのに工夫した点です。
- 乳首の大きさを変える
息子の場合は飲んでいる間に疲れてしまうようだったので、ならば少ない力でも飲めるようにと、乳首のサイズを大きいものに変えました。
息子の場合はこのほうが量が飲めるようでしたが、勢いよくミルクが出てくるみたいで、むせている時も多々ありました。
なので、必ずしも他の方に勧められる方法ではないと思います。
逆に「ミルクを飲むほうが楽だから母乳を飲まないのでは? 飲みにくい乳首にしたほうがいいのかも」と思い、小さい乳首を買ったこともあります。
息子の場合は元々の体重が小さめだったので体重を増やす必要があったのですが、ますます飲めなくなってしまったので、これはすぐにやめました。
体重の増えが順調、でもミルクよりも母乳をもっと飲んで欲しいという方のほうが向いているのかもしれません。
どちらにせよ、赤ちゃんとお母さん自身がどうしたいのかによっても違うと思います。
(私の場合は、まずは息子の体重を増やすことが第一だったので、楽に飲めるように大きな乳首にしました)
- ミルクの入れ方
私は入院中の調乳指導で教えてもらった入れ方ですが、やっていない方もいるみたいなので書いておきます。
お湯でミルクを溶くのが基本なのですが、例えば60mlのミルクを作るとき、60mlのところまでお湯を入れずに、半分程度までお湯を入れてミルクを溶かします。
そのあと、残りは湯冷ましを入れます。
お湯だけで作った場合は冷ますのに時間がかかりますが、この方法だとほぼ適温でミルクを作ることができるので、泣いている赤ちゃんを待たす時間が短くて済みます。
(湯冷ましを作る手間はかかります。私は一日に一回、やかんでお湯を沸かし、それを冷蔵庫に入れて使っていました)
ミルクの量や、お湯と湯冷ましの温度によっても出来上がりの温度が違うので、必ず出来上がったミルクの温度を確認する必要があります。
慣れるまでは、この方法でも「ちょっと熱い」「ちょっと冷たい」がありますが、慣れてくればお湯と湯冷ましの量を加減して、適温で作れるようになってきます。
- お湯は毎回沸かさない
泣いている赤ちゃんを待たせて毎回お湯を沸かすのがしんどかったので(特に夜中!)、お湯は500ミリの水筒に入れて使っていました。
メーカーによっても保温時間が違うと思うのですが、私が使っていたものは約6時間ほどは温度を保っておけるようでした。
例えば我が家の場合は20時ごろに寝るので、寝始めたらお湯を沸かして水筒に入れておきます。
そのあと23時と2時のミルクは水筒のお湯を使います。
2時のミルクの後で水筒のお湯を捨てて、新しく沸かしたものを入れます。
このような感じで使っていました。
500mlのお湯を使い切ることはなかったので容量の少ない水筒でもいいのかもしれませんが、寒い時期だったので、容量が多い方が冷めにくいのではないかと思い容量の多いものにしていました。
- ミルクを予め用意しておく
キューブ型のミルクも売っていますが、私は粉のミルクを使っていました。
ただ、夜中などは寝ぼけていて何杯ミルクを入れたのか分からなくなるんですよね。
なによりも泣いている赤ちゃんを待たすのが嫌だったので、少しでも時間短縮になるように、あらかじめ哺乳瓶に粉ミルクを入れていました。
ただし、濡れている哺乳瓶に粉ミルクを入れて長時間置いておくとお湯を入れても溶けないで注意です。
完全に哺乳瓶を乾かしておく必要があります。
私の場合は食器乾燥機があったので、それを使って乾かしていました。
(食器乾燥機を使わないようにと書かれている場合が多いと思うのですが、自己責任で使っていました)
- ミルクの温度工夫する
息子はミルクを飲み干すのに時間がかかり、途中でひと休憩してから再度飲むことも多々ありました。
冬ですぐにミルクの温度が下がってしまうので、湯煎でミルクを温めなおしてからあげるようにしていました。
息子の場合は温かめのほうがよく飲んだので、人肌よりも少し高めの温度になるようにしていました。
- 寝室の一角にミルクコーナーを作る
里帰り中はキッチンでミルクを作っていましたが、里帰りを終えて自宅のアパートに戻った時には冬になっていました。
真夜中にキッチンに行くのが寒い。しんどい。
なのでキッチンに行かずにミルクを作れるようにしました。
寝室に押入れがあったのですが、上段はハンガーラックを入れていました。
ハンガーラックを奥に入れると手前に少しスペースがあったので、そこにお盆を置いて、ミルクが作れるスペースを作ることにしました。
あらかじめ分量をはかった粉ミルクを入れた哺乳瓶、お湯の入った水筒、湯冷ましのやかん(冬で、寝るときは暖房もつけていなかったので、そのままでも問題ないだろうと判断しました)を置いて、懐中電灯の明かりで調乳していました。