ひとひ

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小2の息子と夫の3人暮らし。持たない暮らし、シンプルな暮らしを目指しています。

読書『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』 けれどの先にあるもの

『暮らしのおへそ』を読んでから、すっかり一田さんの書く文章に魅せられてしまったので、こちらも読んでみました。

一田さん自身の暮らしについて書かれています。





『丁寧な暮らし』という言葉でイメージすることの一つに「ジャムを作る」というのがあります。

ジャムを作るってすごく難しいわけではないけれど、時間がかかるし、焦げないように気をつけなくちゃいけないわけです。

一田さんは「丁寧に暮らしている暇はないけれど」、丁寧な暮らしの象徴のようなジャムを作るということをしています。

でもこれは、一田さんにとって『丁寧な暮らしの象徴』ではなくて、『美味しいものを食べたいからしていること』なんですよね。



『丁寧に暮らしている暇はないけれど』の【けれど、の先にあるもの】を書いてあるエッセイだと感じました。

けれどの先にあるのは、一田さんの場合は「美味しいものを食べたい」だったり「心地よく暮らしたい」だったりするわけです。

「丁寧に暮らさなきゃ」とあせるより、「丁寧」の先にある「おいしい」「楽しい」「気持ちいい」といつ体験をより多く重ねることで、暮らしはぐんと豊かになります。心が目覚めるような上質な体験をしたとき、もう一度あの体験をしたくなる……。それが、「ズボラ」や「面倒くさがり」から脱皮して「丁寧な暮らし」を手に入れることだと思います。


美味しいものも心地よい暮らしも、そうすることで自分が嬉しいからしていること。

『丁寧な暮らし』というのはあくまで手段であって、目的にするのは違うのだと感じました。



私の【けれど、の先にあるもの】は、「心地よく暮らしたい」「楽をしたい」かな。

そのために収納を工夫したり少しずつ掃除をしたりしているんだと思います。





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