家事シェアというよりも、どうやったら楽に家事ができるかなと思って読みました。
こういう本はいくつか読みましたが、この本では今まで思ってもみなかった提案がたくさんあって、読んでいてとても楽しかったです。
本を読んで取り入れてみた工夫の一つに『ダブルラベル』があります。
収納するモノと収納場所の両方にラベルを貼るというもの。
我が家の冷蔵庫扉の一部なのですが、詰め替え容器と詰め替え容器を戻す場所の両方にラベルを貼りました。
こうするとどこに戻すのか分かりやすくなります。
特に詰め替えをするものに効果的だと感じました。
特に心に刺さったのが『人を責めるな、仕組みを責めよ』というもの。
家事に疲れてしまうというのは仕組みが整っていないということ。
その人に合った収納や家事をすることが大切なのだと感じました。
主婦のおもしろさって、きっと、日常の些細な問題を自分なりの方法で解決できる、というのがあると思うんです。
家族が使いやすくなればなお良し、仮に自己満足だとしても、日常を維持していくだけでなく新しい仕組みを作り出し、それが楽しさにつながり、暮らしをさらに豊かにしていくことにつながるんじゃないかなぁ、と。
この本は『自分で仕組みを作り出していく楽しさ』を教えてくれているのだと思います。