ブックサンタというのを知っていますか?
ブックサンタは「厳しい状況に置かれている全国の子どもたちに本を届けること」を目的に2017年スタートした、全国のNPOと書店が連携したプロジェクト。
パートナー書店で子どもたちに贈りたい本を購入し、そのままレジでその本を寄付すると全国の子どもたちに「サンタクロースから本が届く」という、クリスマスシーズンに行う参加型の社会貢献プログラムです。(ホームページより)
私、今でこそあまり本を読めていないのですが、以前は年間120冊も本を読む本好きでした。
(出産してからすっかり本が読めなくなってしまいましたが)
私は小説を読むことが多かったので、現実の世界から少しだけ離れて違う世界に連れて行ってもらうことで、ちょっと気持ちが楽になったりすることもありました。
本を読むって、ワクワクしますよね。
提携しているパートナー本屋で実際に選んだ本を寄付することもできますし、近くにパートナー本屋がない、本屋に行く時間がない、どんな本を選んだらいいか分からないという方はブックサンタ専用のオンライン書店もあります。
小中高生向けの本の寄付が少ないということで、私はオンライン書店で中高生向けのものを選びました。
選んだのは、私も読んだことのある恩田陸さんの『夜のピクニック』
80キロの道のりを夜通し歩くという高校の行事の話なのですが、読んでいると、一緒になって歩いている気持ちになれるんですよね。
この本を読んだ誰かが、次はどんな展開になるのだろうとワクワクして読んでくれたらなと思って選びました。
また、オンライン書店からは本を寄付するだけでなく、ブックサンタの活動費を500円から寄付することができます。
ブックサンタに参加するとステッカーと活動報告が送られてきますが、匿名で寄付をした場合は活動報告は送られて来ず、その分の輸送費などを寄付することができるそうです。
本をもらった子どもたちはもちろん、親にとっても嬉しい取り組みですよね。
クリスマス、そして年末年始、誰かが少しでもワクワクしたり、温かい気持ちで過ごすことができたらいいなと思います。