引っ越して5年。
初めてエアコンクリーニングをしました。
途中、汚れた写真が出てくるので苦手な方は注意をしてください。
エアコンクリーニングをお願いした理由
うちのエアコンは冷房を切った後にカビ対策で送風運転になる機能がついています。
エアコンを切って送風運転になると、ものすごく、ものすごく臭い!(重要なことなので2回書きました)
耐えられる匂いじゃないし、エアコンを下から覗き込んだときに見えるファンが尋常じゃないくらい汚れていて、これはもう素人にはどうしようもない!業者に頼もう! と思い立ちました。
業者はどこがいいのか分からなかったので、『エアコンクリーニング 市町村名』で検索をして出てきた、事務所の住所が私の家に近い方にお願いしました。
フランチャイズっぽかったので、何か問題があれば本部に連絡することも可能だなと思って選びました。
予約
思い立ってからすぐにメールフォームで連絡をとり、一週間後に作業をしてもらえることになりました。
お掃除機能なしのエアコン2台で3時間、サービスの防カビコートを付けて17000円。
最初に作業時間と金額を明記してもらえたので安心しました。
ホームページには男性の方しか顔写真が載っていなかったので一人でいらっしゃるとばかり思っていたのですが、奥様と思しき女性と二人で来てくださいました。
エアコン本体の掃除は男性、女性は外した部品の洗浄や客への説明や精算を担当していました。
作業前、汚れの写真を載せるので注意
2階のリビングと1階の寝室のエアコンを掃除してもらいました。
うちは壁付けキッチンで部屋も狭いので、汚れがつきやすい環境だと思います。
まずは風量計で測ると、(正確な数字は忘れてしまったのですが)2階のリビングは2後半、1階の寝室は5前半でした。
洗浄前の汚れた写真を載せるのでご注意を。
2階のリビングにはファンにびっしりカビがついていて本来黒いはずの部品が白っぽくなっています。
内部の壁も本来は灰色のはずですが、黒黴がびっしり生えていて黒になっています。
カバーや風向ルーバーにもカビが。
うぎゃー!!!!
また、カバーを開けた時に銀色に光るアルミフィンも埃がびっしりと入り込んでいました。
(寝室も汚れていましたが、リビングほどじゃなかったので写真を撮りませんでした)
カビがすごかったので次亜塩素酸での洗浄、その後アルコールを塗布したのですが、それぞれにアレルギーがないかの確認もし、周囲が汚れないように養生してから作業を開始しました。
作業開始
男性が本体を洗浄している間に女性が外の散水栓を使ってフィルター・カバー・ルーバーなどの洗浄をおこなってくれました。
洗剤を塗布し、高圧洗浄機で水を本体に吹きかけると、出るわ出るわ真っ黒な水が!
これが噂に聞くアレね!
と興奮してしまいました。
アルミフィンもみるみる本来の銀色の輝きを取り戻していきます。
アルミフィンの汚れはドレーンホースを通じて外へ、ファンの汚れはエアコンの下でバケツに貯まります。
集合住宅の方はドレーンホースから出てくる汚れについては隣にいかないように対策をされたほうが良いかもしれません。
それとも業者がそれなりに対応をされてくれるのかしら?
(うちはエアコンからの汚れでベランダが汚れました。こちらについては何か対策をしてもらえると嬉しかったです)
作業終了、汚れの写真を載せるので注意
汚れの溜まったバケツの写真を撮らせてもらいました。
衝撃写真なのでご注意を。
真っ黒。
ドブのよう。
1階の寝室はこれほどは汚れていませんでした。
リビングは部屋が狭くキッチンが近いので、どうしても汚れてしまうようです。
完成はこちら。
ファンは黒さを取り戻し、内部の壁は灰色を取り戻しました。
ピカピカになって嬉しい!感動です!
風量も両方とも6.5まで上がりました。
リビングのエアコンは約3倍に風量がアップです。
作業自体は2時間で終了でしたが、内部を乾燥させるため、暖房の最高温度&最高風量で1時間運転させる必要がありました。
汚れないようにする工夫
作業の合間に汚れないようにするための工夫も教えてくれました。
エアコン上部に不織布のフィルターをつける
うちのエアコン上部から空気を取り込むので、エアコン上部に不織布のフィルターをつけることで埃や油汚れをだいぶ防ぐことができるそうです。
業者の方のおすすめはDAISO。
薄いので運転の邪魔しないのだそうです。
上を覗き込んでみて汚れていたら交換すれば良いそうです。
お掃除機能付きのものはフィルターをつけられないそうです。
(早速DAISOのエアコンフィルターを買ってきたのですが、私は背が低いこともあり、かなり取り付けるのが難しかったので別の商品に付け替える予定です。使わなかったものはトイレの換気扇に取り付けます)
3ヶ月に1回はフィルター掃除
3ヶ月に1回はフィルター掃除をするように言われました。
ベタベタした汚れがなければ裏側から水洗い。
少し汚れていたら中性洗剤をつけてスポンジで。
頑固な汚れがついていたら油汚れ用のマジックリンなどを使うと良いそうです。
エアコン内部を乾燥させる
冷房を使うと結露が発生し、そこからカビが発生する原因になるそうです。
それを防ぐために、暖房の最高温度&最高風量で1時間運転すると内部を乾かすことができるそうです。
効果的な時間帯は朝か夜。
昼間の暑い時間にやっても外の温度の方が暑く、うまく乾燥しないのだそうです。
週に1回でも、2週間に1回でも、月に1回でも、できる範囲でいいからすると汚れを防ぐことができるそうです。
冷房シーズンが終わったら内部を乾燥
冷房シーズンが終わったら、必ず内部を乾燥させるのがオススメだそうです。
やり方は上に書いた暖房の最高温度&最高風量で1時間運転です。
扇風機で空気の流れを作る
うちは壁付けキッチンで部屋も狭いので、どうしても料理をすると油が部屋に広がりやすく、それをエアコンが取り込むとカビや埃汚れの原因になります。
うちの間取りの場合はエアコンの下から換気扇に向けて空気の流れをつけると良いと教えてくれました。
(間取りによってどのように空気の流れを作ったらいいかは変わると思うので、あくまで我が家の場合です)
心の底からおすすめ
エアコンからの匂いが気になる方、エアコンの効きが悪いと思う方、本当にやったらいいと思います。
心の底からオススメ。
やる前は17000円は高いかなと思いましたが、そんなことはありません。
エアコン内部の乾燥が終わったあと冷房をつけましたが、風量が今までと全然違うし、あっという間に冷えます。
素人では掃除できないドブのような汚れを一掃してくれて、もう本当に感謝の気持ちしかないです。
夏の時期は業者の方も私たちも暑くて大変なので、春か、もしくは冷房を使い終わった秋にやるのがベストだと思います。
ベストだと思いますが、思い立ったら吉日なので、気になる方はエアコンクリーニングを頼んでみたらいいと思います。
私も汚れないように気を使いつつ、汚れたらまたクリーニングを頼もうと思っています。