ニトリで購入した取っ手の取れるフライパンをとても便利に使っていましたが、こびりつくようになってきました。
プラスチックフリーやゼロウェイストを意識するようになり、今までのようにテフロンフライパンを買い換えるのではなく、一つのものをできるだけ長く使い続けていきたいと感じるようになりました。
そこでフライパンもテフロンではなく、鉄フライパンにすることにしました。
ビクラフト スーパー鉄 26cm
選んだのはビタクラフトスーパー鉄 26cmです。
実家でもテフロンフライパンだったので、鉄フライパンを使うのは初めてです。
初めてなので安いものを購入しようかと思ったのですが、安いものを選んで使いこなせなかった時に「やっぱり良いものを買っておけば良かった」となりそうだし、使い続けられそうな場合でもデザインや性能面で納得できるものを購入したほうが後悔せずに済むかと思い、ちょっと値段は高いですがこちらを購入しました。
ビタクラフトを選んだ理由
なんといってもメンテナンスが楽そうなところが選んだ理由です。
・油をいれずに空焚きして錆び防止の塗装を焼き切る「焼き入れ」工程が不要
・使用後に油をひく必要がない
・錆びにくい
・日本製
・取っ手がスチール製で熱くなりにくく長期間使ってもぐらつきなどの劣化が少なさそう
・比較的軽量
あとはデザイン的にもスッとしていて綺麗だなと思って選びました。
油ならし
焼き入れの工程は不要ですが、フライパンに油を染み込ませる「油ならし」の工程は必要です。
まずは洗剤で洗い、水気を拭き取ります。
そのあと大さじ4程度の油を入れ、弱火で3分ほど加熱します。
火を消して、キッチンペーパーで側面にもしっかり油を染み込ませれば完成。
私は油ならしをしたあと洗わずに、その日のうちに調理に使いました。
いざ! 初調理
初日のメニューは豚バラと厚揚げの麺つゆ炒めです。
白い煙が上がるまでフライパンを加熱し、油を入れます。白い煙が上がったら弱火にして豚バラを入れました。
全く焦げ付かない! スルッスルです。
そのあと厚揚げを入れて、麺つゆで味付けをしました。
完成後の写真がありませんが、焦げ付きは全くありませんでした。
出来上がったらすぐにお皿に盛り付け、フライパンは洗います。
洗い方
鉄フライパンは表面を油でコーティングしたままにする必要があるので洗剤をつけて洗いません。
そのために100均でタワシを購入しました。
初日は汚れが落ちるのか少し不安だったので、水をフライパンに少し入れ、火で加熱して手で触れるくらいのお湯にして洗いました。
洗い終わったらフライパンを加熱して水分を飛ばしました。
洗剤をつけていないのでキュッキュッという洗い上がりではありませんが、ベタベタした感じはなく、しっとりとした感じでした。
2日目の調理
2日目は生姜焼きです。
うちはたっぷりの玉ねぎと豚こま肉で生姜焼きを作ります。
この日も白い煙が出るまで加熱し、いつもよりも少し油を多く入れました。
側面はキッチンペーパーで馴染ませず、フライパンを揺すって、なるべく側面まで油を行き渡らせました。
再び白い煙が上がったら玉ねぎを入れました。
側面こびりつくかな? と思いましたが、今回もスルッスルです。
肉を入れ調味料も入れて加熱しても、こびりつきなどはありませんでした。
鉄フライパンのなかでは比較的軽量ですが、食材が入っている状態だと、持ち上げて皿に取りけるのが大変だなと感じました。
私はフライパンを火を消したコンロに置いたまま皿に取り分け、フライパンの中身が少なくなってから持ち上げるようにしています。
2日目はお湯ではなく水で洗い、コンロで加熱して水分を飛ばしました。
水でもベタベタ感はありませんでした。
今のところ問題なし
もっと激しくこびりつくかな? と警戒していたのですが、今のところ何も問題なく使っています。
食材を入れる前の加熱をしっかりすれば大丈夫そう。
鉄フライパンは使い終わった後すぐに洗う必要があるのですが、むしろすぐに片付ける習慣になって良いなと感じました。
まだ使い始めたばかりですが、これからも大切に使い続けたいと思います。