今年の目標の一つに「本を読む」があります。
図書館が近いので図書館で借りることも多いのですが、図書館は「いま読みたい!」が叶わないことも多々あります。
(そのかわり思いがけない出会いがあったりしますが)
今年は月に1〜2冊程度、読みたい本を買うことを自分に許すことにしました。
1月に買った本は『サステイナブルに暮らしたい』です。
著者の服部雄一郎さん服部麻子さんは高知県でプラスチックフリーやゼロウェイスト、ギフトエコノミーを実践して暮らしていらっしゃいます。
プラスチックフリーやゼロウェイストを知ったのが服部雄一郎さんが翻訳した本がきっかけだったので、どんな暮らしをされているのか気になって読んでみました。
正直に書いてしまうと、この本を読んでいる途中にちょっと落ち込みました。
うちは首都圏で狭小住宅住まい。
畑どころ庭すらないし、プラスチック製品もいっぱいあるし、ゴミもかなり出ています。
あまりにも自分が何も出来ていない気持ちになってしまったのです。
別に「すごいこと」をやらなくてもいい、「簡単にできること」をやるだけでも十分に意味はある。(P208)
一番簡単なのは「情報のシェア」。方法は「ただ伝えるだけ」。(中略)「誰かがいいと感じたこと」は、それ自体が貴重な情報だし、そこにプラスアルファの情報が加われば、ぐっと広がりが出てきます。(P211)
そっか、いま出来ることをやっていけばいいんだ。
少しずつでも自分にできることを増やしていって、そしてそういう小さなことをブログやTwitterに書いて伝えていけばいいんだ、と感じました。
服部さんの買い物の基準も紹介されていました。
「安すぎるものは避ける」「天然素材」「応援したいお店や会社から買う」「過剰包装の商品は買わない」などなど。
何もかも理想通りとはいきませんが、何にお金を使うのか、どういう気持ちで買うのかを考えていきたいです。