炊飯器の内釜が少しずつ痛んできました。
買い換えると7000〜8000円。
消耗品なので、買い換えたものが傷んだらまた買い替えをすることになります。
その時に対応する内釜がまだ販売しているとは限りません。
本体ごと買い替えになる可能性もあります。
エコじゃないし、お金の無駄だなぁとも思います。
炊飯器が完全に壊れていない今だからこそ、色々なことを試してみるには良い機会だなと感じました。
以前から興味があった「フライパン(鍋)でご飯を炊く」に挑戦してみました。
参考にした動画
鍋でご飯を炊くのにネックになっていたのが浸水と火加減です。
浸水って必ずしないといけないの?
火加減が難しそう。
そんな風に思っていました。
そんな気持ちを軽くしてくれたのがこちらの動画です。
浸水時間なし、弱火のまま加熱し続けるので火加減の必要なし。
これなら真似できそうです。
フライパンでご飯を炊いてみよう
今回は26センチのフライパンを使いました。
普段はロウカット玄米を混ぜて炊いているのですが、初めてなので白米だけで2合分炊いてみました。
お米を研いで一度ざるに上げてからフライパンに移し、お水を450ml入れました。
動画と同じように浸水時間なしです。
蓋をして、火をつけます。
動画のように弱火で加熱していたのですが、沸騰するまでの時間がまどろっこしくなったので中火で加熱しました。
(せっかちなのです)
沸騰するまで約12分かかりました。
弱火にして動画と同じように8分加熱してみたのですが、蓋の隙間から覗いてみたら、まだちょっと水分が残っている感じだったので+2分加熱(合計で10分加熱)しました。
火を止めて、10分ほど蒸らしたら完成。
少しパサついている気がしましたが、(多分浸水していないから)普段食べているものと大して変わりないので問題なしです。
省スペース
我が家はコンパクトな壁付けキッチンです。
正直、炊飯器はかなりスペースを取ります。
フライパンや鍋でできるなら、そのほうがスペースを少なくすることができるので助かります。
知識として知っているのと実際やってみるのとでは大違い
例えば災害で電気が使えなくなった時に「鍋でご飯が炊けるのは知っているけれど、どうやればいいんだろう?」というところから始めると、ただでさえ非常時で不安になりやすい気持ちが更に追い詰められる気がします。
実際に鍋でご飯を炊いたことがあれば「あの時もできたから大丈夫」と少し気持ちが楽になると思うんですよね。
今回初めてフライパンでの炊飯を試してみるまで、「火でご飯を炊くのは難しいこと」だと思っていました。
でも実際にやってみたら思っていたよりも簡単でした。
時間や気持ちに余裕がある時に一度試してみても良いのではないかと感じました。